金融パパの子育てブログ

金融しか取り柄のなかったパパが子供を授かりました!イクメンパパになるための毎日を一歩一歩綴っていきます。家庭の経済、金融についてもちょこちょこと。プロ目線の様々な『Market UPDATE』を行っていきたいと思います。 投資助言のプロとして有益な情報をお出しできればと思っています。

☆Market UPDATE☆ 20170718_米株の押し目はロング

こんばんは。

 

月曜日のような火曜日いかがお過ごしでしょうか。

 

大手米銀の決算は悪くはないものの、マーケットコンセンサスを下回り株価はマイナス。マーケット的には、ややリスクオフの地合いで本日の日経平均も2万円割れ。ドル円も現在112円を割っています。欧州の主要株価指数も現在真っ赤っか状態です。

 

今晩のNY時間には、バンク・オブ・アメリカとゴールドマン(たぶん)あたりの決算が出ます。リーマンショック後、バーゼル3に則って、直近米銀はかなり資本構成が健全化してきました。ここ数年の金融規制は非常に厳しかったわけですが、トランプ大統領に変わり、規制は緩和方向へと動きつつあります。普通株式等ティア1(CET1)比率を高めに高めたことで、非常に安定した資本構造になってきたわけですが、一方で、余剰資本は儲けのチャンスを損なう可能性も孕みます。この自己資本規制が多少でも開放されることで、各銀行は積み上げていた資本を設備投資等、自分たちの儲ける矛先へ振り向けることができるので、エクイティポジティブなストーリーとなります。

また、なかなか物価は重い感じですが、目先金利は上昇していくと一応想定されていますので、長短金利差が拡大していくという金融機関にとってはかなり本業の調子がよくなる方向と考えられます。

つまり金利上昇で経済サイクルがピークアウトする局面でも金融株は粘り腰をみせるでしょうし、そもそも米長期金利が2.7-2.8%程度まではいましばらく、米株は全体にしっかりすると考えています。

FEDのバランスシート縮小を想定するならば、日米金利差の拡大によりドル円は今後2年程度はしっかり、その後黒田さん安倍さん(もしくはその潮流)の影響力の低下によりドル円下落というイメージは持てます。その間ノイズはあるでしょうが、先日のエントリにも書きましたように、110割れの局面では買い下がりFEDバランスシート縮小というテーマがピークを迎えた時に売りに転じる。BOJのテーパリングの話題がでるこころにはドル円急落のシナリオをテールとしてみておくべきかもしれません。

 

とりあえずの結論、

もうしばらく押し目は米株はロング(特に金融セクター)

 

Good luck trading!

 

LighT

 

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