金融パパの子育てブログ

金融しか取り柄のなかったパパが子供を授かりました!イクメンパパになるための毎日を一歩一歩綴っていきます。家庭の経済、金融についてもちょこちょこと。プロ目線の様々な『Market UPDATE』を行っていきたいと思います。 投資助言のプロとして有益な情報をお出しできればと思っています。

ルールを書き換えられる者が強者

こんばんは。

 

3連休も今日でおしまいですが、いかがお過ごしでしょうか。3連休が終わりとはいえ、来週からもお盆真っ只中という感じでしょうね。

3連休初日は仕事をしていましたが、土曜日は図書館に行った後、久しぶりに高校時代の友人と少し飲んで、今日は普段見れない甲子園を本を読みながらもずーっと見ていました。。。

 

士業

金融業界、特に市場関係者にとってはCFAを除いてはあまり有力な資格がない業界なので、士業の方々を見ているとなんだか羨ましくなります。先月NYの法律事務所から友人が帰国したということで、私を含め4人で集まることに。

行ってみて気づいたのですが、私以外はみんないわゆる士業の先生というやつで、弁護士・弁護士・会計士という非常にアウェーな気持ち。。しかし、まったく土地勘のない世界のおもしろい話をたくさん聞かせていただきました。

弁護士試験の結果の順位で全然就職先が違うとか、年に何十万円も資格を維持する費用を弁護士会に払っているとか、会社に負担してもらっている(?)とか、国際仲裁、相続、離婚などが専門などなど、門外漢の私にとっては新鮮な話ばかり。

ただ、4人に通底している、仕事を一生懸命やる、という点が嬉しくもあり、刺激をもらう数時間でした。

 

Saving Capitalism -最後の資本主義-

私もまだ読みかけなのですが、元労働長官のロバート・B・ライシュが書いた現代の資本主義について考察をしている本。アメリカにおいて自由の名の下に繰り広げられる資本主義が実際にはどのようなカラクリで動いており、いかに政治とカネが密接に関わり、富める者を豊かにし、大衆が搾取されているかについて書かれています(序盤)。

 

経済力を持つ者が、政治的な権力を動かし、さらに経済力を高める構造。ロビイストの活躍。特許を取得して、それを守り、同業や利用者を訴え、巨額の利益を得る構造。知的財産等の独占、弁護士集団の活躍。

 このあたりが印象的で、清廉潔白で自由な資本主義という大義名分を振りかざしているものの、実際にはカネによる具体的な影響力の行使によって、富める者にとって有利なルール作りをし、その中で”これが資本主義だ”と言っているに過ぎない。無知な大衆は自身にとって不利なルールを盲信してその中で”資本主義とされているもの”に従っている、という感じでしょうか。

この本に書かれている事実を知ることによってすぐに何か役立つことがあるわけではないと思いますが、世の中に働くパワーというか力学の一端を知ることができるような気がします。ルールに従っている企業ではなく、ルールを書き換えている企業に投資すべきであることがよくわかります。1週間くらいかけてゆっくり読んでみようと思います。

 

 

夏相場で流動性が低下し、ボラティリティが上昇しやすい時期に入っています。

また、地政学的な緊張感もやや生じていますが、

本筋ではない押し目は丁寧にひろっていきましょう。

 

LighT

 

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